岡みちるプロフィール

2019年渋谷区議会議員選挙に初出馬し初当選。
福祉保健委員会 副委員長、自治権確立委員会 副委員長を歴任。
マスコミ業界で勤務後、東京都庁に入庁し知事表彰を受賞。
バックパッカーとして43カ国を訪れた経験から「国際社会の課題の多くは貧困に起因する」と考え、東京大学大学院では社会起業家の活躍支援による途上国の貧困問題のCSVによる解決とエコシステム形成をテーマに修士号を取得。

現在:渋谷消防団第9分団、西原地区体育会所属
資格:中学校・高校教諭Ⅰ種免許、学芸員、宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー、JSBAスノーボード2級、書道八段、薬膳コーディネーター、東京シティガイド検定、弓道初段、等

【主な役職】 福祉保健委員会副委員長/自治権確立委員会副委員長/文教委員会委員/消防団運営委員会委員/渋谷区土地開発公社評議員/自民党渋谷総支部組織広報副委員長
【主な役職】 福祉保健委員会副委員長/自治権確立委員会副委員長/文教委員会委員/消防団運営委員会委員/渋谷区土地開発公社評議員/自民党渋谷総支部組織広報副委員長
  • 幼少期

    初孫ということで祖父母や親戚にとても可愛がってもらいながら育ちました。父が海外留学中で不在だったこともあり、祖母の看病のため実家を行き来する母に連れられて群馬に足繁く通い、田畑で思い切り遊んでいました。

  • 小中学生時代

    春は陸上、夏は水泳、秋は音楽祭やスピーチコンテスト、冬はバスケや書道…と様々な行事に積極的に取り組んでいました。
    もともと運動は不得意でしたが、友達と駆け回っているうちに足が速くなりリレーの選手に選ばれたこと、器械体操クラブでハンドスプリングやバク転に成功したこと等の体験から、無理だと決めつけず挑戦することが実現に繋がることを学びました。
    児童会では「グリーンマーク運動」を提案して女性初の児童会長に当選し、学校に数十本の苗木を植えることができました。母校を訪ねると、当時の弱々しかった苗木が大地にしっかりと根を張り、大きな樹木となり校庭に涼しげな緑陰を生み出しています。

  • 高校生時代

    学研(現・学研ホールディングス)の作文コンクールで優勝し、夏休みに英国にホームステイに派遣されました。これまで書籍やTVで知ってはいても現実味のなかった異文化が実際に存在することを身をもって知覚したのは鮮烈な経験で、すっかり未だ見ぬ世界に魅了されました。結果、現在まで約40ヵ国をバックパッカー等で旅することになりました。

  • 大学生時代

    米国で教会を中心とした自然なボランティア活動が地域社会に根付いている様子に感銘を受け、共通の講義で知り合った友人たちとボランティア・コーディネイトを行う「ボランティアセンター」を設立しました。当時はボランティアを求める人と意欲がある人を繋ぐコーディネイトという概念が浸透しておらず、両者を結びつけるネットワークやシステムの必要性を強く感じたためです。教職員にサポートいただきながら、台湾大震災時の学生の現地派遣や海外ボランティアのコーディネイトを実施しました。

  • 大学院生時代

    慈善や支援に頼る社会問題の解決に限界を感じていたところ、「企業が社会的課題に主体的に取り組み、社会的価値を創造することで、経済的価値がともに創造される」というマイケル=ポーター氏のCSV理論を学び感銘を受けました。2006年ノーベル賞を受賞したムハマド=ユヌス氏に出会い、バングラデシュでフィールドワーク調査も実施しました。働きながらの論文執筆はなかなか過酷でしたが、講義で学ぶ最新の技術や理論は刺激的で、世界各国の優秀な留学生と交流できたことは大きな糧となりました。

  • 社会人時代

    アルバイト経験を機に出版関係の職を経た後、フリーライターとして活動しました。その後行政職への転職を決意。税務調査の他、防災関係では東日本大震災時の避難所設営や伊豆大島の土石流災害時の現地派遣を経験。若手政策提案では少子高齢化と住宅政策の検討を行いました。昨年プロジェクトリーダーを務めた事案が知事表彰を受賞し、都知事から表彰を受けたのは貴重な経験です。

  • 2019年

    環境問題をはじめ、テロや人権問題、民族紛争、途上国支援など地球規模問題として国境を越えた取り組みが求められる社会的課題はたくさんあります。しかしそれらの課題のルーツを辿ると、根本には貧困問題があります。それは日本においても対岸の火事ではありません。
    日本の貧困率は先進国の中でも高水準で、6-7人に1人が貧困ラインを下回っているとも言われています。私はロストジェネレーションと呼ばれる世代のひとりですが、同世代の中には思うような職に就けず、非正規社員としてスキルも磨けず、貧困から抜け出せない人も多くいます。隠れ貧困は都内で顕著で、実際私は都内で仕事を失い衰弱した方が、自ら命を絶とうとしている現場に遭遇したこともありました。

     

    私は高校時代に初めて海外に渡航して以来、様々な国を旅してきましたが、貧困は心のゆとりを無くし、治安を悪化し、子どもの将来の夢を奪うことを実感してきました。間もなく本格的な少子高齢・人口減少社会が到来し、労働力人口の減少と国内需要の縮小は、東京の活発な経済活動を中長期的に低下させると懸念されております。日本、東京、渋谷に暮らす方々が、決して貧困ループに陥ることなく、全ての人が誇りを持ち、自分らしく豊かな日々を送れるよう、様々な可能性に満ちた渋谷という街の発展のため、一住民として地域の方々の未来のため課題の解決に全力を尽くしたいと考え、政治家を目指しました。

    2019年、第19回統一地方選挙に初出馬し、初当選。

  • 現在

    福祉保健委員会 副委員長、自治権確立委員会 副委員長を歴任。

    コロナ禍では高齢者の方々が情報やサービスから取り残されつつあった状況を議会で最初に問題提起し、デジタル・デバイド対策を強化してきました。また、悲願であった不妊治療助成に予算を計上でき、区独自の医療費助成を他区に先駆けて実現できたことは、子どもを望む人が産み育てやすい街づくりのための大きな一歩になったと思っています。